波尾の選択 傑物たちの至言に触れて

名言を超えた至言。生を突き詰める傑物達。至言に触れて触発された想いを綴ります

音楽

優しい曲-4 「イン・ア・センチメンタル・ムード」デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン

イン・ア・センチメンタル・ムード (In a Sentimental Mood)/ デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン(Duke Ellington & John Coltrane) デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン CD あぁ、圧倒的な優しさ。 このプレイの前に言葉を書くだなんて、何…

傑物の至言-41 Bill Evans(ビル・エヴァンス)

真剣にジャズ・プレイヤーになろうとするならば、ジャズ・プレイヤーには自分自身以上の教師はいないという結論になります。 (1959年マサチューセッツ州レノックスのジャズ音楽学校の臨時講師を務めた後のコメント『ビル・エヴァンス ジャズ・ピアニストの肖…

傑物の至言-40 Van Morrison (ヴァン・モリソン)

『One for the money , two for the show ~(1に金、2にショー)』だなんて勘弁してくれよ。ロックは反体制でなくちゃ。ロックンロールとは自由なんだ。 1に金なんてのは、ロックンロールの意味したところから余りにも掛け離れている。 ロック・スターなんて…

傑物の至言-39 Ivo Pogorelich(イーヴォ・ポゴレリチ)

私の演奏では無作為に出て来る響きはひとつもありません。すべての響きはまず私の頭の中に現れ、思考を続けてから演奏されます。 これは「カンフー」です。カンフーの名人は煉瓦を割るとき、手を降ろす前にどれだけの力が必要で、どの角度で煉瓦を割るべきか…

傑物の至言- 38 Paul Simon/ポール サイモン

~ Ten thousand people, maybe more People talking without speaking People hearing without listening People writing songs that voices never share And no one dared Disturb the sound of silence ~ 一万人、いやもっといるかな 喋っていながら話し…

傑物の至言-32 Jim Jarmush /ジム・ジャームッシュ 

──あなたは昔からずっとハリウッドのルールに背いてきていますね。 J ハリウッドのルール本というものがあるのだとしたら、僕は読んだことがない。もし手元に回ってきたら、開く前に焼いてしまうだろう。『ストレンジャー・ザン・パラダイス』のときから、…

傑物の至言-28 Neil Young(ニール・ヤング)

俺は音楽の世界で既成概念とされてる現状を、そのまま受け容れる気はないんだよ。Spotifyを使ってる連中が聴いているのは、元々の音源の5%以下、せいぜい3%ちょっとだ。それ以外のところはまっすぐゴミ箱行きなんだぜ。まるでサウンドの表面的な部分だけを…

傑物の至言-27 Lou Reed(ルー・リード)

「ないよ、ない。ビートルズなんか好きだったことは一度もないから。ゴミだとしか思ったことがないから。じゃあ、誰が好きだったのかと訊かれれば、誰も好きじゃなかったっていうことだね」 -ビートルズやジョン・レノンへの共感などはなかったのか、問われ…

傑物の至言-25 Coen Brothers - Joel Coen & Ethan Coen(コーエン兄弟-ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン

この映画は本当に物語がなく、筋もない。だから私たちは猫を加えた。そう、猫を中心に映画は展開する 2013年カンヌ国際映画祭「Inside Llewyn Davis(インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌)」上映後会見にて 1996年『Fargo(ファーゴ)』とい…

傑物の至言-20 忌野清志郎

うーん、大人がやっぱりもっと真面目になんないとダメだと思うんです。真剣に生きるっつーかねぇ。いい加減な大人が増えたんじゃないですかね。子供から見て大人が怖くもないし、尊敬もできないっていう。2001年6月号ルーフトップのインタビューから こんな…

傑物の至言-16 武満徹

日本の楽器はひとつの音でも意味深く、多義的で、西洋音楽のように単純ではない。西洋音楽はどんどん単純化する、ピュアに、綺麗にしていく。尺八の良さはそれと正反対。西洋の音楽が整合性をもった美しいものだとすれば、日本の楽器は整合性が整っていない…

傑物の至言-15 John Belushi(ジョン・ベルーシ)

俺たちはそろそろ作られた進化はやめるべきだ。俺たち自身が楽しめてその役になりきれる。そんなことをやろうぜ、ダニー。俺はお前と一緒に何かやりたいんだ。何か最高にハッピーになれることを! 「ジョン・ベルーシ・インタビュー・ストーリー」(室矢憲治…

傑物の至言-12 パンタ(中村治雄)-頭脳警察

今回の新曲を誰に聴かせたいかというと、かつて世間を騒がせ、国家解体なんて叫んでた奴らになんだ。てめえらいったいなにやってんだい。組織、資本の中であくせく働いて、赤ちょうちんに出掛けて”今の若い奴ら”はなんてクダを巻いている。 『頭脳警察 1990→…

傑物の至言-9 カルメン・マキ(Carmen Maki)

3.11の事故によって故郷を失って帰るところのない人が日本中にあふれていると思い、デラシネという言葉が漠然と浮かびました。あの時、原発問題にちゃんと向き合わなければ、いけなかったのに結局、日本は何も変らなかった。今は思考停止し、人の体温のよう…

傑物の至言-8 ルイズルイス加部(加部正義)

ハーフで、父親がいなくて、勉強がきらいで、ひとりで遊ぶことが好きだった子どもが、ギターに、そしてロックに出会ったことで運命が変わっていったんだ。~そういえば昔インタビューでベースの好きなところは?って聞かれて、間違えても気がつかれないこと…

傑物の至言-5 Brian Eno (ブライアン・イーノ)

私たちが今いるのは、経済が私たちの価値を記述する時代 ~~ アメリカにある刑務所の多くは、民間企業によって運営されています。これらの企業は、自分たちの収益のために、より多くの囚人が必要です。ですから、企業は政府と政治家にものすごい圧力をかけ…

傑物の至言-1 橋本治

50年前の1969年は永遠に記憶され続ける年だった。